オリジナルのレディグレイを作ろう
レディグレイってなに？
レディグレイという紅茶のブレンドを知っていますか？
レディグレイを知らなくてもアールグレイであれば聞いたことがあるかもしれません。
レディグレイというのは爽やかなアールグレイをベースにしてさらにアレンジを加えたフレーバーティーです。
そもそもアールグレイとはなんでしょうか？紅茶に関する勘違いをひもときながら、アールグレイやレディグレイについてご紹介します。
意外と知らない紅茶の誤解
紅茶と言って思い浮かぶキーワードはセイロン、ダージリン、アールグレイ？あまり紅茶に関心がない人はその程度だと思います。実は、セイロンやダージリンは紅茶の産地ですが、アールグレイは産地の名前ではありません。アールグレイとはフレーバーティーの名前で、紅茶にベルガモットという柑橘類の香りをつけたものです。
アールグレイを作るときにはどこの産地の茶葉を使うかは限定されていません。アールグレイの名前の由来は、イギリスの元首相である「グレイ伯爵」からきています。アールというのは伯爵という意味で、グレイはその男性の名前です。
1800年代中国のフレーバーティーに魅せられたグレイ伯爵は、イギリスの老舗紅茶メーカーにフレーバーティーを依頼し、できあがったのがアールグレイでした。
レディグレイの誕生
そうして誕生したアールグレイに、オレンジピールやレモンピールを加えて誕生したのがレディグレイというフレーバーティーです。グレイ伯爵の夫人にちなんでこの名前が付けられています。
レディグレイは1990年代初頭に、トワイニング社によって、アールグレイの刺激が強すぎるとされていたノルウェー市場にアピールするために作られました。
1994年にノルウェーで販売され、人気を受けて1996年にイギリス、そして2001年に日本でも本格的に販売されるようになった比較的新しいフレーバーティーです。レディグレイはトワイニング社の登録商標ですが、個人で楽しむ分にはオリジナルのレディグレイを作ることも可能です。
材料は、紅茶、ベルガモットオイル、レモンピール、オレンジピールです。レシピは公開されていないため、自作するにはブレンドとはテイスティングを繰り返すことが必要かもしれません。
まとめ
レディグレイとは茶葉にベルガモット風味をつけたフレーバーティーであるアールグレイに、レモンピール、オレンジピールを加えたものです。自分でブレンドして香料を加えることでオリジナルレディグレイを作ることもできます。
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