ティーカップの形と紅茶の味
ティーカップはどれも同じ？
紅茶を楽しむためのティーカップ、どれも同じものだと思っていませんか？
実はティーカップには様々な形、絵柄、材質があり、味や嗜みにも影響を与えます。
自分好みのものをチョイスして優雅なティータイムを楽しみましょう。
ティーカップのデザイン
ティーカップのデザインにはどのようなものがあるでしょうか？
まず、イギリスでビオニー様式と言われる朝顔型のティーカップがあります。口が広く浅いのが特徴で、フォーマルな雰囲気のあるカップです。
2つ目に、コーヒーカップと兼用できる小ぶりなカップがあります。口は開いていないことが多いです。
3つ目は、マグカップのような筒状のものです。イタリアやフランスでは日常的にこのタイプで紅茶を楽しむ人が多い気がします。
どのティーカップが紅茶を飲むのに適しているのでしょうか？
デザインは好みがあるので、一概に良い悪いを判断することはできませんが、一般的には口が開いていて浅いものが紅茶を充分に楽しめる、と言われています。
紅茶は味の他に、香りを楽しんだり、水色の美しさを見て楽しみます。ですから、美しい水色がよく見えて、香りも広がるデザインがいいのです。
取っ手や口当たり、材質にもこだわろう
ティーカップを選ぶ際は、見た目のデザインだけでなく取っ手を持った時の感じもチェックしてください、中にはデザインを意識しすぎて取っ手が持ちにくかったり、手が痛くってしまうものもあります。指が取っ手にスムーズに入らないと、飲むときに非常に不安定です。
縁を指で触ってみて口当たりが良いかどうかもチェックしましょう。購入前に口をつけるのは難しいかもしれませんが、だいたいの感じをイメージしてください。
口当たりの悪いカップだと、紅茶の味が台無しです。材質についても好みがあると思いますが、紅茶の場合、温度を下げないことが重要ですから、陶器や磁器製のカップがいいでしょう。
磁器の場合は薄手のものがよく、指で弾いたときに綺麗な高音が響くものは高級な物であることが多いです。磁器の場合はやや厚手で重みがあり、耐久性があるので普段使いに向いています。保温性のある材質であれば、紅茶の味わいをより長く保つことができます。
まとめ
紅茶は味の他に、香り、見た目でも楽しむことができます。自分にあったティーカップを探してティータイムを存分に楽しみましょう。
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